今回は積み立てNISAの26ヶ月目の運用実績を記事にまとめました。
私は2020年11月から積み立てNISAを始め、今年で3年目です。
今年の相場は年初来からズルズルと下げる展開になりましたが、
積み立てNISAに影響があったのか詳しく解説していきます。
積み立てNISAを始めるか迷っている方や、始めたばかりの方の
参考になるようにわかりやすく解説していくので
是非最後までご覧ください。
積み立てNISA26ヶ月目の運用実績
26ヶ月目の運用実績を早速発表します!
投資額1,200,000円に対して
評価額は1,362,038円(+162.038円)という結果になりました。
利益率は+13.5%です。
正直に言うと先月から約10万円含み益ダウンです。。。
今まで少しずつ積み上げてきたものが1ヶ月で
無くなってしまうのはショックが大きいですよね。
ただ、長期投資というのは相場の上げ下げを繰り返しながら
資産を大きくしていく投資手法なので売却しないように
注意してください。
また、長期投資の平均リターンは3~7%くらいと言われています。
私のトータルリターンが13.5%なので、平均よりも成績が良いことが
わかると思います。
基本的に積み立てNISAは積み立て設定を行なってしまえば
放置で良いと考えています。
投資銘柄は2つ
積み立てNISAの投資銘柄は2つあります。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
S&P500は積み立てNISAを始めた当初に一括で投資をしましたが、
現在はオールカントリー一本で投資をしています。
下の図が銘柄別の投資成績になります。
S&P500は300,000円投資して、110,570円のプラス。
オールカントリーは900,000円投資して、51,468円のプラス。
S&P500の損益率がオール・カントリーと比べて
高くなっているのはS&P500を一括で投資をしてから
積み立てを行なっていないためです。
オール・カントリーは毎月積み立てを継続しているため、
平均取得単価がどうしても高くなってしまいます。
資産推移
積み立てNISAを始めてからの資産推移をしたの図に示しました。
青い直線が投資額で、水色のグラフが評価額を表しています。
積み立てNISAを始めてから順調に資産を増やしていましたが、
先月あたりから含み益が減ってきているように感じますね。
この先の経済が良くなっていくのかは誰にもわかりませんが、
今後も毎月3.3万円の投資を続けていきたいと思います。
小話:長期・積立・分散
長期・積立・分散はインデックス投資の基本です。
しかし、投資を始めたばかりの人の中には
このように考える人をよく見かけます。
・「暴落が来そうだから積み立てを止めた方がいいのではないか」
・「暴落がくる前に株を売却した方が良いのではないか」
長期のインデックス投資においてこのような行動はNGです。
インデックスの投資歴が長くなるとこのような考え方になってきます。
・「暴落がきて株を安く買うことが出来てうれしい!」
・「暴落中に売ってしまったら非課税枠が減ってしまう」
長期投資を前提にしているのであれば短期的な暴落は
絶好の買い場になりますし、そもそも積み立てNISAで購入した
投資信託を売却するとその分、非課税枠がなくなってしまうので
注意してください。
長期投資をする上で暴落は必ず直面する問題になると思いますが、
正しい知識を身につけて成長していきましょう!
1ヶ月の米国経済の振り返り
まずは12月の1か月チャートを確認しましょう。
青がDOW、緑がS&P500、ピンクがNASDAQを表しています。
大きくやられたのが今月もNASDAQということになりました。
1か月の暴落率を下の表にまとめています。
銘柄 | 暴落率(%) |
DOW | -2.35 |
S&P500 | -3.98 |
NASDAQ | -6.88 |
12月の重要であった米国のイベントを見ていきましょう。
12/2 :雇用統計
12/13 : 消費者物価指数(CPI)
12/15 : FOMC
消費者物価指数では予想7.3%に対して
結果7.1%でした。
2022年ごろから徐々に上昇していたインフレですが、
パウエル議長の利上げによって何とか抑え込みに
成功した兆しが出てきましたね。
そして、12/15のFOMCでパウエル議長は以下のように発言しています。
(これまでの)利上げの効果はまだ完全に現れてはいない。インフレを低下させるためには経済成長を持続的に抑制することや、労働需給の緩和が必要とし、利上げを継続する考えを改めて強調している。また、利上げの停止や利下げサイクルへの転換については、「インフレ率が2%上昇に低下していると確信するまで利下げを予想しない」
reuters ロイター
このことから2023年も利上げを継続すると予想できます。
ただ、12月のFFレート(フェデラル・ファンズレート)が0.5%になったことや
インフレが沈静化していることを考えると2023年後半は株高になるのでは
ないかと私は予想しています。
2022年は本当に異例な年でした。戦後、4番目に悪い下落率、
4会合連続の0.75%の利上げがありました。
投資家として成長できる1年となりましたね。
最後に米国を代表する3指数の1年間のチャートを確認して終わります。
今年の最高値は1月3日に付けました。
そこから、ずるずると下落して本当に「耐える1年」となりましたね。
7月から9月にかけて上昇する場面があり、底打ちしたかと思われましたが、
やはり、上値が重く、下げてしまいました。
ただ、歴史的にみても2年連続でマイナスをつけた年は数えるほどしかありません。
大きく下げた翌年の株価は大きく上げていることが分かっています。
2023年も長期・積立・分散を継続していきたいと思います。
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