生活防衛資金の目安|20代独身実家暮らしの場合

投資
こんな方にお勧め
  • 生活防衛資金について知りたい方
  • 20代で生活防衛資金は必要なの?」と疑問に思っている方
  • 生活防衛資金の目安を知りたい方

私は生活防衛資金400万円以上貯めて投資を始めました。

私の経験からすると400万円以上の生活防衛資金は必要ありません。

では、「実際はいくら必要だったのか?」についてまとめていきたいと思います。

この記事では20代・独身・実家暮らしに必要な生活防衛資金について解説していきます。

生活防衛資金を貯めるか迷っている方いくら必要なのか知りたい方は是非最後までご覧ください。

スポンサーリンク

生活防衛資金とは

生活防衛資金とは「緊急時に使うお金」です。
裏を返せば「普段は絶対に使わないお金」と言うことも出来ます。

では、その「緊急時に使うお金」はどのような時かをまとめました。

緊急時にお金を使う例
  • 事故や入院した時
  • リストラや仕事を退職した時
  • その他不測の事態が起こった時

どれも共通しているのは滅多に起こらないことだけど、起こると多額のお金がかかる可能性がある場合ですよね。

このような緊急時のお金を貯めておくことで、安心して日常生活を送ることができます。

生活防衛資金って必要なの?

結論:生活防衛資金は絶対に必要です。


では、生活防衛資金がないとどうなるのかを以下にまとめました。

生活防衛資金がないことで起こる弊害
  • 病気や入院した際、常に入院費や治療費が足りるか心配になる
  • 転職したくても生活費が足りないのでせっかくのチャンスを逃す
  • 高い金利でお金を借りて生活が苦しくなる

生活防衛資金を貯めていないと、このような事態に陥る可能性があります。

入院した際にお金のことが気になって治療に専念できなかったり、やりたい仕事が見つかったのに生活防衛資金が無いことによってせっかくのチャンスを棒に振るようなことはしたくないですよね。

特に一番やってはいけないのはお金が足りないからと言って「高い金利でお金を借りること」です。


これを一度やってしまうといつまでも元金が払えずに利息だけの支払いになり、借金を返すためにまた別でお金を借りるという負のループに陥ってしまいます。

生活防衛資金という生活の基盤をしっかり作ったうえで投資や新たな事に挑戦しましょう。

必要な生活防衛資金の目安は?

結論:独身・実家暮らしの生活防衛資金は31.2万円~62.4万円が必要です。

このような金額になった根拠を説明していきますが、今回はあくまでも20代・実家暮らしの生活防衛資金ということで話を進めていきますね。

生活防衛資金は一般的に生活費の3ヶ月~2年分が必要と言われています。

なぜ、3ヶ月~2年というひらきがあるのかと言うと、それはその人のライフスタイルや家族構成に関係していると私は考えています。

たとえば、結婚していて子供がいる場合は1ヶ月にかかる生活費も多くなります。もし、収入がなくなると生活が出来なくなるリスクが高くなるので、生活防衛資金はたくさん確保しておく必要があります。一方で、独身・実家暮らしの場合は生活費が小さいため、3ヶ月~6ヶ月あれば十分であると考えています。

これは人それぞれ感覚が違うので生活防衛資金を貯めていくなかで金額を変更しても構いません。

次に具体的な生活防衛資金の金額を考えてみましょう。
先ほど、生活費の3ヶ月~6ヶ月貯めるのが良いと話しましたがここでは国が調べた生活費について見ていきたいと思います。

今回は2021年に総務省から発表された家計調査より「世帯人1人の1ヶ月の支出」のデータを使いたいと思います。家計調査に実家暮らしの生活費のデータがなく、今回はこちらで代用させていただきます。

赤枠で囲ったところを見ると1か月に12.6万円かかっていることが分かると思います。
この金額から住居の2.2万円を引いて、10.4万円を1か月にかかる生活費にしましょう。

独身実家暮らしの1か月の生活費
参考:家計調査の見方・使い方 – 総務省統計局

そうすると3か月~6か月分の生活防衛資金が必要なので、独身・実家暮らしの生活防衛資金は31.2万円~62.4万円が必要であるという結果になりました。

ただ、この金額はあくまでも目安にしてください。人それぞれお金をかける項目は違うため、今回の結果よりも多かったり、少なかったりしてもよいと考えています。

20代独身実家暮らしの私の生活防衛資金

参考として私の生活防衛資金の計算方法も見ていきましょう。

私は現在、20代で独身・実家暮らしです。生活防衛資金はすでに貯めており、現在余剰資金で投資をやっています。

私の1か月の生活費は67,400円でした。
下の表に詳しい項目をまとめました。

項目金額(円)
生活費42,000
奨学金14,400
通信費1,000
娯楽費10,000

先ほどの家計調査の平均よりも下回ることができました。ただ、生活費が異様に高くなっていますよね。これは、社会人になるときに家に入れるお金として両親と決めたものなので、金額を減らすことができません。また、奨学金も意外と高いので私のお財布を圧迫している要因の1つです。

蛇足な話はここまでにして私に必要な生活防衛資金を計算したいと思います。
1か月の生活費が67,400円で、それ3~6か月なので202,200~404,400円が必要であることが分かりました。

個人的に20万円はさすがに少ないと思うので、50万円は常に確保しておこうと思います。

まとめ

今回は独身・実家暮らしの生活防衛資金についてまとめました。

生活防衛資金は「緊急時に使うお金」です。具体的には以下のような場合のことを指します。

緊急時にお金を使う例
  • 事故や入院した時
  • リストラや仕事を退職した時
  • その他不測の事態が起こった時

生活防衛資金は必ず必要です。
十分な生活防衛資金がないと以下のような問題に直面します。

生活防衛資金がないことで起こる弊害
  • 病気や入院した際、常に入院費や治療費が足りるか心配になる
  • 転職したくても生活費が足りないのでせっかくのチャンスを逃す
  • 高い金利でお金を借りて生活が苦しくなる

生活防衛資金は1か月の生活費の3か月~2年分を確保するようにしましょう。
あくまでも目安ですが、家族構成や生活費を考えて、自分が安心できる金額をためてください。

今回、独身・実家暮らしで必要な生活防衛資金は31.2万円~62.4万円という結果になりました。

最後に

必要な生活防衛資金が分かりましたが、1か月の生活費は把握していますか?
目標の金額はいつ貯められそうですか?

私は年間100万円以上の貯金を3年継続しています。
その中で得た貯金や節約のノウハウをまとめた記事を貼っておくので、お金をためるのが苦手な方気づいたら月末にお金が無くなっている方はぜ読んでみてください。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました