こんにちは、けんじろうです。
私は2020年10月から積立NISAを始めました。
私にとって積立NISAが初めての投資だったので
最初は本当に利益が出るのか不安でした。
しかし、投資を始めてみて世界経済が確実に成長していることを
実感できています。
もちろん、長い投資生活の中で株価が暴落することもあるでしょう。
しかし、インデックス投資の基本である長期・積立・分散をしっかり
守った運用を続けていけば、確実に利益が出ると確信しています。
今回は積立NISAの10ヶ月目の運用実績を公開したいと思います。
【投資をする理由】
私が積立NISAを始めたのは社会人1年目なのですが
大学生の時のバイト代と社会人になってからの給料が
あったので、なんとか増やしたい思いがありました。
大学生の時はなんとなく「個別株やってみたいなー」ぐらいにしか
思っておらず、証券口座の開設や株を実際に買ってみるような
ことはしませんでした。
しかし、投資の世界には個別株以外にもお金を増やす方法がたくさんあることを知りました。
その一つがインデックス投資です。
インデックス投資は個別株と違い、投資対象を分散することができます。
たとえば、個別株の場合であると普通は1社から株を買い、売買を行います。
そのため、その会社の業績が悪くなると当然、株価も下がってしまいます。
一方で、インデックス投資は数百社から数千社に投資を行います。
そのため、1社の業績が悪くなっても他がカバーし、
株価の値動きを緩やかにしてくれる利点があります。
さらに、15年や20年という長期でインデックス投資を行うことで、損失を出す可能性を限りなく下げることができ、平均5%のリターンを得ることができます。
では、米国の株式のリターンを見てみましょう。
その前に、読者の皆さんに質問です。
米国で1801年に株式に1ドル投資したら200年後、いくらになっていたと思いますか。
少しだけ考えて見てください。
予想はできましたか?
10倍?100倍?1000倍?
正解は約600,000倍です!
下のグラフは米国で各資産クラスに1ドルを預け、200年後の結果を表しています。
また、名目リターンからインフレ率を引いた「実質リターン」になっています。
グラフの縦軸がトータルリターンで、横軸が年数を表しています。
比較しているのは株式、長期国債、短期国債、金(ゴールド)、米ドル(現金)になります。
グラフを見てもわかる通り、株式がきれいな右肩上がりになっています。
1ドル100円だとすると、200年後に約6,000万円になっている計算です。
実際、200年生きることは不可能かもしれませんが、今は人生100年と言われている通り
長寿化が進んでいます。できるだけ早く株式を買っておくことで、老後も安心して
暮らせるのではないでしょうか。
また、もう一つ注目したいのが米ドル(現金)です。
資産クラスのなかで唯一、1ドルを下回ってしまいました。
現金は生活する上で必要不可欠ですが、資産配分として持ちすぎていると
大きなリターンを逃してしまうリスクになってしまうことがわかりました。
【積立NISAおすすめ証券会社】
私が実際に使っていておすすめするのが楽天証券です。
楽天証券は2021年5月時点で600万口座を達成しました。
下のグラフが各証券会社の口座開設数です。
すごい勢いで口座開設数を伸ばしていることがわかると思います。
この記事を書いているのが2021年8月ですが、すでにSBI証券の
口座開設数を超えているかもしれませんね。
楽天証券で積立NISAを始めるメリットは2つあります。
【メリット① 楽天ポイントがたまること】
楽天証券で楽天のクレジットを使って積立NISAを行うことで楽天ポイントを得ることができます。
クレジットカードで買い付けできるのは月に5万円までで、買い付けた金額の1%が楽天ポイント
として還元されます。なので、月500ポイントですね。
積立NISAの月の積立上限が33,333円なので、投資資金に余裕がある方は残りの16,667円を
特定口座で買い付けるとポイントを最大限受け取ることができます。
1年間積立を行うと6,000ポイント受け取ることができます。
受けとったポイントは楽天市場や楽天ペイのポイント払いで使うことができます。
他の証券会社で1%の還元を行っているところはないのでとてもお得ですよね。
【メリット② 取扱商品が豊富であること】
積立NISAは金融庁が決めた173本の投資信託から自分で選んだものを積み立てるのですが、
楽天証券では159本(※2020年7月8日時点)を取り扱っています。
取り扱いがたくさんあると言うことはその分自分の投資スタイルにあった
投資信託を選ぶことができると言うことになります。
積立NISAは20年間という長い非課税期間を設けています。自分が自信を持って続けられる
投資信託でないと必ず途中でやめてしまうでしょう。
是非、自分に合った投資信託を見つけて楽天証券で積立NISAを始めてみてください。
【運用実績】
積立NISA10ヶ月目の実績公開をしたいと思います。
私が保有している銘柄は以下の2点です。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
現在メインで積み立てているのがeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は2020年12月に一括で30万円投資しました。
当時は米国株式と全世界株式はほとんど同じようなリターンだったので
お試しで米国株式にも投資してみました。
今後は全世界株式のみに投資しようと思っています。
下の画像が2021年8月(10ヶ月目)の実績になります。
評価額801,513円
元本660,000円に対して運用益が141,513円でています。
リターンは+21.44%です。
20年間の平均リターンが+5%と言われているので
今の相場がどれだけ良いのかわかりますよね。
次に銘柄ごとの成績とチャートを見ていきましょう。
米国株式の評価額が388,534円
元本が300,000円に対して運用益が88,534円出ています。
リターンは29.51%です。
全世界株式の評価額が412,979円
元本が360,000円に対して運用益が52,979円出ています。
リターンは14.71%
元本が米国株より全世界株式のほうが大きいのに、
運用益が米国株のほうが多い理由は
全世界株式は株価が上昇している間も一定額を購入しているので
平均取得単価が高くなってしまいます。
一方で米国株は上昇する前に買い付けたので平均取得単価を
低いまま買い付けできたためです。
上昇相場の時は一括投資のほうが多くの利益をだすことができます。
しかし、この上昇相場はいつまでも続くわけではありません。
上昇と下降を繰り返して株式全体が成長していくのです。
長い目で見たときは毎月一定額を積み立てていった方が無難なリターンを得ることができます。
次に全世界株式のチャートを見ていきましょう。
これはコロナショックがあった2020年2月から2021年8月までの全世界株式のチャートです。
コロナショックの直前からコロナショックの一番底値で-25%以上も株価が下がったことがわかります。
しかし、そこから株価はきれいな右肩上がりで成長を続け、今に至ります。
私は2020年10月から積立をスタートしたのでコロナショックの
暴落前くらいの株価から積立NISAを始めたことになります。
私は今後も全世界株式に投資し続けるつもりです。
理由はリバランスをする必要がないからです。
今、全世界株式の投資割合の6割が米国になっており、米国の株価が下がれば
全世界株式も下がるというとても相関が高い関係にあります。
しかし、過去を見てみるとイギリスが時価総額1位になったり、
日本がバブルの時は日本が1位になったりしたときもありました。
今後もアメリカが株式の中心になるかもしれませんし、中国やインドが
中心になるかもしれません。それは誰にもわかりませんが、全世界株式に
投資しておくことで、時価総額の変更があったときに組み入れる銘柄
を調整してくれてリバランスを行います。
自分でリバランスをしようと思ったら時間も労力もかかります。
20年間で無難なリターンを得ようと思ったら全世界株式が私には一番合っていると感じました。
【1ヶ月の振り返りとまとめ】
今月は「テーパリングが予定よりも早まるのではないか」という不安と
米国債券の利回りが上昇したことで、S&P500が一時下落する場面がありました。
その後は持ち直して最高値を何度か更新する展開でしたね。
さらに、8月27日にジャクソンホール会議が行われました。
FRB議長は「テーパリング開始は年内の可能性があるが、利上げを急がない」との
発言がありました。
この発言を受けて私は
そろそろこの上昇相場がおわり、10月あたりから調整局面に入っていくのかなと思っています。
個人的には個別株もやってみたいと思っていたのですが、この調整でどのくらい下げるのか
ちょっと心配なのでまだ手が出せずにいます。
とりあえずは毎月の買い付けを愚直に続けて行きます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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