積立NISA運用実績を公開【2021年9月(11ヶ月目)】

投資

こんにちは、けんじろうです。

私は2020年10月から積立NISAを始めました。
今回は積立NISA運用を始めて11ヶ月目の運用成績について記事にまとめています。

9月の経済ニュースでいうと中国恒大集団のデフォルト(債務不履行)の懸念や
米国のテーパリングが早まるのではないかという投資家心理から
世界的な株価の下げとなりました。

私が投資している全世界株式にも影響が出たので、詳しく解説していきます。

この記事をおすすめする方

・積立NISAでどのくらい利益がでるのか知りたい方。
・9月の経済ニュースが知りたい方。
・投資銘柄を知りたい方。

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【保有銘柄について】

私は以下の2つの銘柄を保有しています。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

今メインで積立を行っているのが
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。

理由は世界の株式に投資したほうが分散効果が効いており、
株式配分も自動で調整してくれるためです。
それにより、ほったらかし運用をできると感じました。

【投資に時間をかけられない人におすすめの投資信託】

投資を始めたばかりの人や始めようとしている人の中には
「投資をしたいけど時間がない」という方や
「投資信託の数が多すぎて選べない」という方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

管理人も普段は普通の会社員をしている20代男性です。
投資に関する情報収集は通勤電車の中で見るくらいで
普段はあまり時間がとれていません。

本当は個別株の銘柄分析とかしてみたいんですけどね。

そんな管理人が積立NISAで購入している銘柄が
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は
その名の通り全世界に分散した投資商品です。

現在の国別の投資割合をみると約60%が米国になっています。

投資する割合は加重平均法というもので決まります。
簡単に言うと株式市場の規模の大きい国は比重を大きくし、
規模が小さい国は比重を小さくするという考え方です。

そのため、「米国に投資しすぎているのではないか」と心配する方も
いるかもしれませんが、問題ありません。
今後、米国の経済成長が止まり、株式市場の規模が小さくなってくると、
米国の比重が小さくなり、代わりに別の国の比重が大きくなるためです。

この作業を自分で行おうとしたらとても大変ですよね。
比重の小さくなってきたものの株を売って、
比重の大きくなってきている株を買わなければいけないわけですからね。

手数料の面でもeMAXIS Slimシリーズは業界最安値を常に目指してると
三菱UFJ国際投信のホームページで宣言しており、
過去何度も手数料の値下げを実行しています。

このような理由から管理人はこれからも
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
に積立投資していきたいと思っています。

【運用実績】

2021年9月の運用実績は以下のようになりました。

出典:楽天証券個人ページ

評価額819,326円(前月比+17,813円)

元本695,000円に対して運用益が+124,326円(前月比-17,187円)でています。
リターンは+17.89%(前月比-3.16%)です。

前月よりも下がってしまう結果になってしまいました。

次に銘柄ごとの成績を見ていきましょう。

出典:楽天証券個人ページ

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評価額が389,655円
元本が300,000円に対して運用益が79,655円(前月比-8,879円)出ています。
リターンは+26.55%(前月比-5.11%)です。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の評価額が439,671円
元本が395,000円に対して運用益が5

2,979円(前月比-8,879円)出ています。
リターンは+11.3%(前月比-3.41%)です。

次に全世界株式のチャートを見ていきましょう。

出典:楽天証券

月の初めは基準価額も上がっているものの
その後は下げる展開となりました。

今年に入ってからの株価の傾向として
月の20日前後に下げてその後、上昇する流れが続いていましたね。

今月も株価を一度上げたものの、その後下げてしまいました。

管理人は積立NISAの他に特定口座でS&P500にも投資しているのですが、
投資額が約80万円になっています。

これくらいの投資額になってくると基準価格が数十円上下するだけで
運用益に数千円もの影響を与えます。

9月は基準価額が3日で500円ほど下げる場面がありました。
私の運用益にも影響を与えて約7万円ほど下げてしまいました。

これほど大きな下落を経験することはなかったため、
ついに暴落が始まったかとも思いましたが、
結果的にまた株価が上がる展開になりましたね。

これから本格的に調整局面に突入すると思います。
今は現金を多めにして、株価下落時の心理的負担を減らす
必要があると考えています。

あ、でも積立NISAは今まで通り、愚直に積み立てていきますよ。

個別株にも興味があるので、株価が十分安くなったときに買えるように
個別株の勉強も進めていきたいと思います。

【2021年9月のニュース2選】

9月の経済ニュースとして
”中国の恒大集団のデフォルト懸念”
”米国のテーパリングの開始時期”

株価に影響を与えましたね。

この2つについて簡単に触れたいと思います。

【中国恒大集団のデフォルト問題】

恒大集団は中国にある不動産会社です。

今回問題になっているのはこの恒大集団が発行した
社債の利払いができないのではないかと言うのが問題でした。

その額、約33兆円です。
33兆円というとは中国のGDPの約2%に相当するもので、
この資金を調達できるかが争点になりそうです。

ニュースでも恒大集団の株を買っていた
個人投資家が会社に殺到している様子を放送していました。

恒大集団の株価は今年の4月あたりから下げ始め
10月現在2.950(HK$)と4月の5分の1程度に価格が下がっています。

管理人は改めて個別株の恐ろしを思い知ることができました。
短期的に利益を得ることができる一方、下落や倒産の危機と常に
隣り合わせなんですね。

それでも、個別株は挑戦してみたいと考えているので、
自分のとれるリスクを考えて少額から初めて行きたいです。

【米国のテーパリングの開始時期】

テーパリングの時期についてはFOMC(連邦公開市場委員会)で決定されます。

FOMCは月に1回程度開かれており、米国の金融政策のなどを決定する場所です。

9月に行なわれたFOMCではFRBのパウエル議長が
「早ければ11月にもテーパリングを開始し、2022年の半ばに終了する」
と発言しています。

また、利上げ時期についても2022年末には開始する
と言うことでした。

どちらも株価に大きな影響を与える可能性のある
話であるため、今後もパウエル議長の動向に
注目していきたいと思います。

【まとめ】

今回は積立NISA11ヶ月目の運用実績と9月の株価プチ暴落
についてまとめました。

今月の積立NISAの運用益は前月と比べて2万円近く少なくなってしまいましたが、
これからも定額で積み立てていきます。
20年後どれくらい利益が出ているのか本当に楽しみです。

今後の株価は今までのように上昇することは考えづらいでしょう。
かといって、より利益の出やすいハイリスク・ハイリターンの
金融商品に乗り換えるつもりもありません。

投資信託を積み立てつつ、個別株を総資産の3割くらいでポートフォリオを
組めるように企業分析の勉強も進めていきます。

個別株の購入ができたらブログで報告したいと思います。

このブログでは投資・節約・貯金についての情報を発信しています。
興味のある方は是非、他の記事もご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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