今回は2023年4月の運用実績を公開していきます。
私は2020年11月から積立NISAをはじめました。
2020年、2021年、2022年と満額の40万円を積立て、今年で3年目となります。
「積立NISAを始めたいけど不安な方」、「積立NISAを始めたばかりの方」、「単純に30ヶ月目の損益が気になる方」は是非最後までご覧ください。
では、早速見ていきましょう!
積立NISA30ヶ月目の運用実績
30ヶ月目の運用実績は1,676,666円になりました。
今までに投資した金額は1,333,600円。
含み益が343,066円。損益率が+25.72%です。
久々に損益率が+20%を超えて、2021年の時のような
投資していれば増える時代を思い出しました。
前月との比較
こちらが2023年3月の実績です。
先月と比べて10万円ほど増えていました。
インデックス投資の平均リターンが3~7%と言われているので
1ヶ月で6%も上昇するとうれしいですね。
こちらが比較した表になります。
2023/3 | 2023/4 | |
投資額 | 1,300,300 | 1,333,600 |
運用額 | 1,553,299 | 1,676,666 |
含み益 | 252,998 | 343,066 |
リターン | 19.46% | 25.72% |
毎月3.33万円を積立てていますが、4月の上昇のおかげで170万円近くの運用額になりました。
2023年はあと20万円投資枠がありますが、運良く200万円まで増えてくれないかなと思っています。
4月の主なイベント
4月の主なイベントをまとめました。
- 4月の消費者物価指数(CPI)発表
- FOMCで0.25%の利上げ実施
▼4月の消費者物価指数(CPI)発表
4月12日に消費者物価指数(CPI)が発表されました。
予想5.2%に対して、5%と予想を下回る結果となりました。
2022年から始まった利上げは4回連続の0.75%と異例の政策もありましたが、
インフレの沈静化は順調のようです。
これを受けてFRBのパウエル議長は5月の政策金利を0.25%に引き上げを予想しています。
これは市場参加者と意見が合致しており、株価が上昇した要因であると感じています。
個人的には2021年の上昇相場、2022年から始まった下落相場を経験してインデックス投資家として大変成長できたと思います。
2023年がどのような年になるかはわかりませんが、これからも淡々と積立投資を続けていきます。
投資銘柄について
私の積立NISAの投資銘柄は2つあります。
積立NISAをしている方にはおなじみかもしれませんが
S$P500とオールカントリーです。
S&P500は投資額30万円に対して16万円の含み益が出ています。
損益率は驚異の54%です。
オールカントリーは投資額103.36万円に対して18万円の含み益が出ています。
損益率は17%です。
現在はオールカントリーのみに投資をしている状態ですが、
S&P500は投資を始めて2ヶ月間だけ投資をしていました。
その頃はどちらに投資すれば迷っており、とりあえずS&P500に投資をしてみました。
その後、オールカントリーに方向転換しましたが、悔いはありません。
どちらかというとどの商品に投資するか迷って機会損失が発生する方がリスクだと思ったので
判断は間違えていないと思っています。あと、含み益も出ているのでOKですw
資産推移について
積立NISAを始めてからの資産推移についても見てみましょう。
青い直線が投資額、水色のグラフが運用額になります。
2020年11月から始めた積立NISAですが最初の2ヶ月は投資枠を使い切るために40万円を投資しました。
今考えるとリスクを取り過ぎたように感じますが投資を始めるまでにある程度の貯金があったこともあり、投資に踏みきれました。
このグラフを見て感じることは2022年の下落相場の影響をあまり受けていないことです。
2022年のS&P500は-20%も下落しましたが、円安の影響によってなんとか耐えることが出来ました。
今年積立NISAを始めた人の中には含み損を抱えて不安な方もいるかもしれませんが、長期で投資していればプラスになる可能性は高くなります。
諦めることなく、これからも一緒に継続していきましょう。
長期投資にお勧めの書籍2選
どちらも良書なのでこれから投資を始める方や、始めたばかりの方には必ず読んでいただきたいです。
私もまたに読み返して投資判断のズレがないかを確認しています。
簡単にどのようなことが書かれているか紹介したいと思います。
お金は寝かせて増やしなさい
まず始めに紹介するのは「お金は寝かせて増やしなさい」です。
これはインデックス投資家にはおなじみの水瀬ケンイチさんによって書かれたものです。
特徴を以下にまとめました。
私も投資を始めた時はもちろん、長期投資することに自信がなくなったときに何度も読み返して復習しています。
投資にはさまざまな手法がある中でなぜ長期投資を勧めるのかが詳しく説明されています。
そのため、積立NISAとの相性も良いですし、納得した状態で開始することが出来ると思いますよ。
ほったらかし投資術
2冊目は「ほったらかし投資術」です。
こちらは水瀬ケンイチさんと経済評論家の山崎元が共同で書かれたものです。
簡単に特徴を紹介します。
この本の最大の特徴は売却時の注意点まで書かれていることです。
今まで投資書籍は投資の始め方や運用中の事が多く書かれていましたが、売却時の解説がないものがほとんどでした。
この本では投資開始時、運用時、売却時の注意点や解説がわかりやすく書かれているので、一度は読んでおきたい本です。
資産の売却は何十年後かの話にはなるかもしれませんが、いまから知識を身につけておき、いざというときは慌てずに本書に書かれていることを実践すれば間違いありませんね。
以上、私がお勧めする長期投資をするための書籍2選でした。
積立NISAのよくある質問
今回はネットやツイッターでよく見かける積立NISAのよくある質問について見ていきたいと思います。
- 積立NISAは全然増えないのではないか?
- 積立NISAをやめた方が良いと聞いたことがある
積立NISAを2年8ヶ月やっている私が私なりの意見を踏まえて回答していきます。
積立NISAは全然増えないのではないか?
結論、増える可能性が高いです。
この図は投資期間と年平均リターンの散らばりを表しています。
たとえば投資期間1年の場合のリターンは最高52.6%、最低-37%になることを表しています。
投資期間25年の場合のリターンは最高17.3%、最低5.9%2なることを表しています。
これからわかるように投資期間が長くなるにつれてリターンがプラスになる確率が高くなると言うことです。
今リターンがマイナスで不安に思っている方もいるかもしれませんが、
そのような方々は「安いうちに沢山の株が買えてラッキー」と思って投資を続けてみてください。
20年後、今よりも数倍の資産になっているはずです。
積立NISAをやめた方が良いと聞いたことがある
結論、基本的に積立NISAは続けた方が良い。
積立NISAをしない方が良い方は以下のような方だと思います。
- 短期的に大きな資産を築きたい
- 投資に充てる余剰資金がない
短期的に大きな資産を築きたい人には積立NISAは向いていませんが、短期的にお金を稼ぐためにはある程度のお金と時間が必要になります。
投資初心者の方でリスクを取って投資したい方でも、先ずは積立NISAなどで相場がわかるようになってから少しずつリスクを取っても良いと思います。
また、投資に充てる余剰資金がない方は第一優先でお金を貯めてください。余剰資金がない中で投資を始めてしまうと生活費が足りなくなったり、急な出費が必要になったりで投資に集中する事が出来ません。
目安としては生活費の3ヶ月~2年を貯めてから積立NISAを始めてください。
個人的には全国民が積立NISAをやった方が良いと感じています。
理由は国が認めた安全な投資先と非課税で運用出来るためです。
2024年には新NISAが始まります。
投資枠は1,800万円、生涯非課税期間が続くのでうまく活用して資産形成していきましょう。
まとめ
今回は運用期間30ヶ月目、2023/4の積立NISA運用実績をまとめました。
前月と比べて約10万円含み益が増えました。
2023/3 | 2023/4 | |
投資額 | 1,300,300 | 1,333,600 |
運用額 | 1,553,299 | 1,676,666 |
含み益 | 252,998 | 343,066 |
リターン | 19.46% | 25.72% |
投資額が増えると変動する金額も大きくなると感じています。
インデックス投資の平均リターンが3%~7%と言われている中で驚異の25%はびっくりしました。
2023年も残り6ヶ月あまりとなり、11月にはインデックス投資4年目になります。
上昇相場も下落相場も経験して日々成長を感じているので、これからも積立NISA頑張ります。
2023年は運用額200万円いけたらいいな。
▼前月の実績はこちらのリンクから確認できます。
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